HOT/COLD運用とコスト管理

HOT/COLD運用とコスト管理

対象ユーザー: 管理者のみ 表示場所: グローバルナビ > レポート / クラウドストレージ設定(コスト確認はレポート画面)

この機能でできること

クラウドストレージ単位でHOT層・COLD層を設定し、コンテンツの配置を最適化することで、運用コスト全体を管理します。管理者として、組織全体のストレージ運用方針を設計するための基本指針を理解します。

前提条件

  • 管理者権限
  • クラウドストレージ接続設定が完了していること
  • HOT/COLDの基本概念を理解していること

クラウドストレージ単位でのHOT/COLD設定

necfru driveでは、接続したクラウドストレージごとにHOT層とCOLD層をそれぞれ設定できます。クラウドストレージ設定画面で、サービスごとにHOT/COLDの両層を有効化できます。
ポイント: 1MB未満のファイルはホット(HOT)固定です。

コスト構造の理解

HOT層とCOLD層は、コスト特性が異なります。
項目HOT層COLD層
保管コスト通常コスト低コスト
取り出しコストなし取り出し時に発生
アクセス所要時間即座リストア時間が必要
具体的な料金は最新の料金プランを参照してください。

管理者として意識すべきポイント

1. 全体のHOT/COLD比率を把握する

月次レポートで、組織全体のHOT/COLD配置状況を確認できます。HOT層に長期保管目的のファイルが多く溜まっている場合は、運用見直しのサインです。

2. 利用者への教育

HOT/COLDの選択は、アップロード時に利用者(運用担当)が判断します。「HOT/COLD保存先の選び方」記事を共有するなどして、運用方針を社内で共有しましょう。

3. COLDリストアの監視

リストア申請数や取り出し容量が突発的に増加している場合、計画外のコスト発生につながる可能性があります。月次レポートで定期的に確認してください。月次レポートには「早期移動容量」の指標もあり、HOT↔︎COLD移動量とあわせて確認できます。

4. 容量見直しのタイミング

  • ストレージ利用量が急増していないか
  • CDN転送量が想定通りか
  • リストア申請が想定範囲内か
これらの指標を月次でチェックすることで、コスト管理を継続的に行えます。

コスト最適化の運用例

例1: 完了案件をCOLD層へ集約

プロジェクト完了時に、関連コンテンツをすべてCOLD層へ移動する運用を組み込む。HOT層には進行中の案件のみを残す。

例2: HOT層保持期間ルール

「アップロードから1年経過したHOT層コンテンツは、年次レビューでCOLD層に移すか判断する」というルールを設ける。

例3: 部署別予算管理

クラウドストレージ別の利用量を部署と紐づけて把握し、部署ごとの予算管理を行う。

管理者とユーザーの違い

クラウドストレージ単位のHOT/COLD設定やコスト管理(レポートでの全体把握)は管理者の業務です。ユーザー権限ではクラウドストレージ設定・全履歴・レポートは表示されず、利用者はアップロード/編集時に個々のファイルのHOT/COLDを選択できるのみです。

補足・注意点

⚠️ 注意: 保存後の移動について、HOTからCOLDへの移動は保存後92日経過後に可能となります。アップロード時の判断が重要です。 ⚠️ 注意: COLD層から大量のデータを取り出すとコストが大幅に増加します。社内で大規模リストアを行う場合は、事前に管理者へ相談する運用が安全です。 💡 ヒント: 月次レポートを毎月確認し、HOT/COLD比率の推移を把握することで、コストの異常な変動を早期に検知できます。

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